[ゲーセン(2015)]

はじめてのしーおーじぇー5 / 2015-02-03 (火)

その5 デッキ作成手順

前回抽象的な手順を9項目で書きました。まずはおさらいです。

1.自分のやりたい戦術を決める
2.その戦術の軸となるカードを選定する
3.2で選定したカードを補佐するカードを選定する
4.2および3で選定したカードにアクセスするためのドローソースを投入する
5.フィニッシャーとなるカードを選定する(場合による)
6.環境を席巻しているデッキへの対策を考える
7.ユニットの数、BP、CPなどのバランスを調整する
8.試運転する
9.7および8を納得いくまで繰り返す

例を挙げながらひとつずつ解説していきます。
ただし、初心者用ということで例示に使うカードの範囲は1.0から1.1EX2までとします。

1.自分のやりたい戦術を決める
赤をメインとしたBurnデッキ、緑をメインとした物理で殴るデッキ、などを決めます。
色主体ではなく種族主体(昆虫,忍者,戦士,侍…)だったりアンブロッカブルデッキだったり
はたまた直接ライフダメージデッキだったり…そういうのもありますが始めのうちは色主体がいいでしょう。
今回は赤で焼きまくるデッキを作っていきます。

2.その戦術の軸となるカードを選定する



BP5000をたった1コスで焼いてしまえる強力なカードです。
これを使わない手はないでしょう。


3.2で選定したカードを補佐するカードを選定する
4.2および3で選定したカードにアクセスするためのドローソースを投入する
2項で選んだブロウアップはCP1のインターセプトです。
但し、自分のユニットへも5000のダメージを与えますので、自分への被害を抑えるカードを選定します。
まずは迷うことなくデビルウインナーです。
召喚した時点でドローするという仕事は終わる上にBP1000で壁にもならないため躊躇わず生贄にできます。
また、BP6000以上を対象にすれば自ターン終了時に回復するため、こちらの被害は0となります。
そこで3コスBP6000以上のユニットを入れます。ここではサラマンダーを選びました。
サラマンダーをサーチすることができるリトルドラコも必然的に入ってきます。
ブロウアップをサーチするための新品の鎧も入れておきましょうか。
これで現状こうなりました。



5.フィニッシャーとなるカードを選定する(場合による)

フィニッシャーはこいつしかいないでしょう。



説明を読んだだけで分かる圧倒的なパワー。ベリアルとはいったいなんだったのかというレベルです。
この項目で(場合による)と書いたのは、2項で選んだカードがフィニッシャーを兼ねる場合も多いからです。
2項で選んだカードが十分に場を制圧する力がある場合5項は飛ばすことになります。

6.環境を席巻しているデッキへの対策を考える
さらっとこう書いていますが、実際のところこれは非常に難しいので今回は解説しません。
1.1EX2までのカードでは1.3の現状に太刀打ちできないというのもありますし、
環境というのを意識するようになった時点で初心者ではないなーとも思うからです。

7.ユニットの数、BP、CPなどのバランスを調整する
6項までで選択した6種類18枚のカードにいろいろ追加します。



こんな感じになりました。追加したものを解説します。
マコ、ネビロス、チアデビル、デモンズハンターの4種12枚。こいつらは種族悪魔です。
マコと禁じられた召喚術はサーチャーとしての採用です。
チアデビルとネビロスとデモンズハンターは並べることでシナジーを発揮し、
ブロウアップやブレイブドラゴンを引けない、または何らかの方法で相手に妨害されて焼きに失敗しても
高いBPで殴りに行くことができます。また、威圧によるパンプによってBP負けしていても殴りにいけます。
つまりは焼き以外の勝ち筋を用意したということです。
また、リトルドラコが2枚になっていますが、2枚にした理由は、
「リトルドラコのサーチ先はサラマンダーしかなく、サーチ先の枯渇によってリトルドラコが腐る可能性を考えた」からです。

あと6枚枠がありますが、ここでAgent-laboのデッキ解析機能を使ってみましょう。



CP小さいカードが多く、CP大きいカードが多いという良好なCPカーブを描いています。
CPの大きなカードは強力なものが多いですが、それらばかり入れるとユニットの展開が遅くなり、
相手の展開速度についていけず負けてしまいます。
そういう事故を避けるためにもデッキ解析機能によるCPカーブを見るのは結構重要です。

では最後にもう6枚追加してデッキを完成させてみます。





バクダルマンは手札OCでの全体2000焼きを期待すると同時に、進化元としての役割も果たして貰います。
ベリアルは、ブレイブドラゴンよりも盤面解決能力が高いため、お守り程度の意味でピン刺ししました。
威嚇のオーラはバクダルマンを手札LV2の召喚から発動を期待します、がまあ腐るでしょう。
威圧を3枚にするほうがましかもしれません。
レイニーフレイムはブレイブドラゴン召喚やブロウアップと合わせて使うことによって、
3000焼き、5000焼きでは対応できない高BPユニットを一回処理できることを期待しています。

8.試運転する
9.7および8を納得いくまで繰り返す
今回私が上で作ったデッキは机上で考えただけに過ぎず、実際に使ってみるとうまく回らない可能性も十分あります。
むしろ私は赤デッキ使い慣れてないのでその可能性は非常に高いです。
作ったデッキはとりあえず使ってみましょう。
AP減少が怖いならCPU戦でも店内対戦でも、イベント期間ならイベントでも構いません。
実際に使ってみないとデッキの回し方も分からないし使ってみると想定外の事態もよく起こります。
ダメだと思ったら調整すればいいんです。


このような感じでデッキを作ります。
「こうやって勝ちたい!」や「このカードを使ってみたい!」から自力でデッキを組むと、
カードやデッキに愛着が出てくるので、是非挑戦してください。


次回は…何書こうか…
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